医療法人宏心会 横田歯科医院

歯が痛くて寝れない 

歯がズキズキと痛くて寝れない!
応急処置ってあるの!?

歯がズキズキと痛くて寝れない!応急処置ってあるの!?歯が痛くて眠れないという状態は、翌日の体調にも影響しますので、できれば避けたいものです。
しかし虫歯などで突然、夜中に歯が痛くなってしまうこともあります。そういった場合に痛みを軽減する応急処置をご紹介します。
市販の痛み止めを飲む
市販の痛み止めを飲む<歯の痛みも、市販の痛み止めを飲むことで軽減されます。
夜中だけでなく、どうしてもすぐに受診できないという場合には、使ってみるのもよいでしょう。コンビニなどには売られていませんので、自宅で常備していない場合には、夜遅くまで開いているドラッグストアなどを利用しましょう。
適度に冷やす
適度に冷やす冷やすことで、鎮痛効果が得られます。氷まくらや氷嚢を頬の外からあてる、冷却シートを貼るといった方法があります。ただし、氷水を口に含むなど、極端な冷却はかえって痛みを悪化させることがあります。
「冷たくて気持ちいいな」という程度に留めるようにしてください。
歯痛に有効なツボを押す

歯痛の痛みを軽減するツボとういものがいくつか存在します。

歯痛点(しつうてん)
>歯痛点(しつうてん)手のひら側、中指と薬指のあいだのつけ根にあるツボです。左右の手のツボを、やや強めに刺激します。歯痛の外、歯周病の痛みにも有効です。
合谷(ごうこく)

手の甲側、親指と人差し指のあいだのつけ根にあるツボです。左右の手のツボを、優しく刺激します。
歯痛の外、頭痛、肩こり、花粉症などにも有効です。

下関(げかん)
下関(げかん)耳の穴から指四本分、前方にあるツボです。口を大きく開けたときに盛り上がるところですので、見つけやすいかと思います。ここを押し上げるようにして繰り返し刺激します。
下頬車(きょうしゃ)

顔のエラの角から指1~2本分、前方にあるツボです。歯を食いしばったときに盛り上がるところです。
何秒間か押し、ゆっくり離すという刺激を繰り返します。

口腔をきれいにする
口腔をきれいにする歯間などに食べかすが詰まって痛みが出ることもあります。歯磨き、デンタルフロス、歯間ブラシなどで、食べカスを取りましょう。
また、歯茎の腫れなどによって痛みが出ている場合には、お口をきれいにして細菌の数を減らすことで、症状が軽減することがあります。この場合は、洗口液を使うのも有効でしょう。
救急外来を受診する
救急外来を受診する痛みがひどい場合には、病院の救急外来を受診という方法もあります。
その日に利用できる救急外来のある病院は、新聞、インターネットで調べることができます。

歯が痛いときに入浴や
飲酒は大丈夫!?

シャワー、入浴
シャワー、入浴入浴は、血行を促進して痛みを強めることがあります。
その日はシャワーで済ませるようにしましょう。またその場合も、ぬるめの温度設定にしておきましょう。
タバコを吸う
タバコを吸う喫煙は、痛みや炎症を悪化させる要因になります。控えましょう。
アルコールを飲む
アルコールを飲むアルコールは、入浴と同様に血行を促進し、痛みが強くなるおそれがあります。お酒は飲まないようにしましょう。

寝れないぐらい歯が痛くなる原因

虫歯の場合

虫歯の場合もっとも多いのが、虫歯を原因とするケースです。
また、以下のような理由によって、日中には痛まなかった虫歯が、夜になると痛むようになる・痛みが強くなるということがあります。
横になることで頭部の血行が
良くなるから

横になる体勢は、立っているときよりも頭部の血流が良くなります。本来、血流が良いからといって何か問題があるわけではありませんが、虫歯がある場合にはその痛みを増幅させる原因になることがあります。

入浴・アルコールで
血行が良くなるから

お風呂に入ったり、お酒を飲むのは、一般的に昼よりも夜が多くなりますね。どちらも、身体の血行を促進しますので、これによって痛みが強くなることがあります。

副交感神経が優位になるから

自律神経は、交感神経と副交感神経から成ります。日中や活動時に優位になるのが交感神経で、夜間やリラックスしているときに優位になるのが副交感神経です。
副交感神経が優位になると、心身はリラックスしているのですが、痛みに敏感になるという側面があります。これにより、日中には感じられなかった痛みが出る、ということが起こるのです。

虫歯以外の場合

虫歯以外の原因で歯が痛くなる場合もあります。歯が痛いのか、歯茎が痛いのかを確認してみましょう。

歯が痛い場合

歯を強く打ち歯髄炎を起こしている、知覚過敏によって歯がしみるといったことが考えられます。

歯茎が痛い場合

歯周病が進行していたり、歯の根で炎症を起こしていることが考えられます。

子供の場合

虫歯
虫歯年代を問わず、やはり虫歯で痛むケースがもっとも多くなります。
乳歯はエナメル質が薄いため、永久歯と比べて簡単に虫歯になり、またその進行のスピードも早くなります。
知覚過敏

子供の場合、歯周病で歯茎が下がり知覚過敏を起こす、ということはまずありません。
しかし、歯ぎしりなどでエナメル質がすり減り、知覚過敏を起こすということがあります。

永久歯への生え替わり

乳歯が永久歯へと生え変わるとき、ムズムズとした違和感があります。
そして中には、永久歯が萌出する力が乳歯や神経を圧迫し、痛みとなって感じられることがあります。

歯の欠け、破折

特に小さなお子様は、簡単に転んでしまいます。また、歯ぎしりをするお子様も少なくありません。
こういった外傷や歯ぎしりによって歯が欠けてしまった、折れてしまったという場合には、神経が刺激される・露出するなどして痛みを感じることがあります。

翌日歯の痛みが引いていても、
必ず歯科医院へ受診しましょう!

翌日歯の痛みが引いていても、必ず歯科医院へ受診しましょう!
夜間に起こる歯の痛みの原因、その対処法など、ご理解いただけましたでしょうか。
市販の痛み止めを飲む、冷やす、ツボを押す、口腔をきれいにするといった応急処置についてご説明しましたが、これらはあくまで応急処置です。翌日、必ず歯科医院を受診するようにしてください。これは、朝になって痛みが引いていた場合も同様です。
根本的な原因を治療で取り除かなければ、近いうちにまた同じ問題で困ってしまいます。また、血流の関係などで、昼には痛まないけれど夜には痛む、ということもあります。
多くは虫歯が原因ですが、知覚過敏や歯周病など、他の口腔トラブルである可能性も考慮して診療いたします。
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