A

インビザラインは、1～2週間ごとに交換します。対してワイヤー矯正は、1カ月に1回調整します。
両者で同じ距離を動かそうとすると、どうしてもワイヤー矯正は大きな力をかけることとなりますので、それと比較すると、1回あたり0.25ミリずつ動かすインビザラインは、痛みが少ないと言えます。
なお、「まったく痛くない」ということはありません。治療開始直後、交換した直後は、多少痛みが出ます。

A

ワイヤー矯正が歯の表側または裏側の一点から力をかけるのに対し、インビザラインでは歯列全体を包むようにして動かします。このようにまったく異なる構造を持っているため、「動きづらい」というイメージがあるようですが、優しく力を伝えながら、しっかりと歯を動かします。

A

顎の位置が前後左右にズレている、重度の叢生（歯が重なり合っている）という場合には、インビザラインの適応外となります。ただ、その判断を患者様ご自身で行うと、「実は適応の範囲内であったのにインビザライン矯正を受けられなかった」ということになりかねません。必ず、歯科医師の診断を受けましょう。また、歯科医院によって適応の範囲は多少異なります。いくつかの歯科医院に相談してみるのもよいかもしれません。無料カウンセリングを行っていますので、ぜひ当院にもご相談ください。

A

透明で薄いマウスピース型の装置ですので、ほとんど目立ちません。インターネットなどで装着した状態の写真を見てみると分かりやすいでしょう。
矯正力を高めるため、歯の表面に突起（アタッチメント）を設置することがありますが、これも白い材料となり、目立たないかと思います。

A

治療開始直後は、多少の違和感があると思います。ただ、2～3日もして慣れれば問題なく喋ることができます。 仕事や趣味を発表する晴れ舞台などで、どうしても発音・発声が心配というときには、一時的に外しても特に問題はありません。ただ終わったら、すぐに装着するようにしてくださいね。
インビザラインは、1日20時間以上の装着が必須です。

A

インビザラインは、ただ型取りをして発注をしたものを患者さんに渡す、というものではありません。まず適応となるかどうかの診断、そしてどのように歯を動かしていくのかという治療計画の立案、また実際に患者さんのお口を診ている歯科医師によるマウスピースの微調整、治療後のメンテナンスなどに支えらえています。歯科医師の経験や院内の設備といった点も、重要な判断基準でしょう。 1年、2年と通うことになるので、医院の雰囲気や歯科医師・歯科衛生士の人柄も大切になると思います。無料カウンセリングを行っている歯科医院も多いので、うまく活用してみるとよいでしょう。

A

1日20時間以上装着するものですから、「管理」というほど難しくはありません。「食事前に取り外して流水で洗う→食事をする→歯を磨く→装着する」というのが基本的な流れとなります。
流水で洗うだけでは抵抗がある、という方には、専用の洗浄剤の使用をおすすめします。当院でもご購入いただけます。

A

原則として再発注が必要となりますので、すぐにご連絡ください。
自己判断で次のマウスピースを使うなどすると、痛みが強くなったり、顎の骨の吸収が進んだりすることがありますので、絶対におやめください。